米国快勝でW杯行きをほぼ手中に、プリシッチがハット
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【3月28日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)北中米カリブ海3次予選は27日、各地で第13節の試合が行われ、米国はクリスティアン・プリシッチ(Christian Pulisic)のハットトリックなどでパナマを5-1で下し、本戦出場をほぼ確実なものにした。
米フロリダ州オーランド(Orlando)のエクスプロリア・スタジアム(Exploria Stadium)にパナマを迎えた米国は前半、プリシッチが2本のPKを決めると、ヘスス・フェレイラ(Jesus David Ferreira Castro)とポール・アリオラ(Paul Arriola)もネットを揺らした。
さらには後半、プリシッチが華麗な追加点をマークして快勝した米国は、30日に予定されているコスタリカとの最終戦で大敗さえしなければ本戦への切符を手にすることになる。
米国はここまで13試合を終えて25ポイントとなっており、同日にエルサルバドルを2-1で下した4位コスタリカに3ポイント差をつけている。
得失点で米国に大きくリードされているコスタリカは、最終戦で6点差をつけて勝利しなければ上位3チームに与えられる自動出場権を獲得することができない。
この日の勝利は米国にとって、出場を逃した2018年のロシア大会(2018 World Cup)の悪夢を振り払うものとなった。5年前に行われた前回大会の予選最終戦でトリニダード・トバゴに敗れてW杯行きが絶たれた後、当時10代だったプリシッチは涙を流していた。
一方、キャプテンを務めるアニバル・ゴドイ(Anibal Godoy)が前半に2本のPKを与えてしまったパナマにとっては、本戦出場の望みが絶たれる結果となった。(c)AFP