カナダ、36年ぶりのW杯出場が決定 ジャマイカに4発快勝
このニュースをシェア
【3月28日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)北中米カリブ海3次予選は27日、各地で第13節の試合が行われ、カナダはホームでジャマイカを4-0で下し、36年ぶりの本戦出場を決めた。
すでに敗退が決定しているジャマイカを相手に終始試合を支配したカナダは、サイル・ラリン(Cyle Larin)、テイジョン・ブキャナン(Tajon Buchanan)、ジュニア・ホイレット(David 'Junior' Hoilett)の得点とアドリアン・マリアッパ(Adrian Mariappa)のオウンゴールで快勝した。
3万人を収容するBMOフィールド(BMO Field)には、1986年のメキシコ大会以来2度目となる本戦出場決定の瞬間をこの目で見ようという満員の観客が詰めかけ、チームの勝利にスタジアムは大きく沸いた。
予選で圧倒的な成績を見せていた首位カナダは、2試合を残して2位に勝ち点3差をつけており、この日の試合を引き分け以上で終えれば予選突破が決まるという状況だった。
女子カナダ代表を率いて長く好成績を収め、2018年から男子代表を指揮することになったイングランド出身のジョン・ハードマン(John Herdman)監督は、今回の予選は同国が「サッカーの国」である証拠だと述べた。
ハードマン監督は、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属する負傷中のアルフォンソ・デービス(Alphonso Davies)に言及しつつ、「カナダの選手は欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の決勝でもプレーできるし、バイエルン・ミュンヘンの一員としても試合に臨める。そしてこれから彼らはW杯に出場する」と語った。
「カナダはサッカーの国であり、本当にそうだ。われわれは前進し続けていく。まだスタートを切ったばかり」 (c)AFP
