【3月27日 AFP】ロシア軍がウクライナに侵攻して以降、東部ハリコフ(Kharkiv)は毎日のように攻撃を受けている。戦場と化したその街で、地下鉄のシェルターに避難している人々が戦火を忘れられるひと時があった。

 26日、5人の演奏家によるコンサートが開かれた。改札へと続く階段をステージに見立て、バイオリン、チェロ、コントラバスでウクライナ国歌のほか、人気の民族音楽など数曲を演奏。ロシア軍が侵攻した2月24日から避難生活を続ける人々は、構内に響く音色に涙した。

 59歳の女性住民は語った。「戦争という闇の王国にさす希望の光だ」 (c)AFP