【3月27日 Xinhua News】第5世代移動通信システム(5G)のインフラ整備が加速する中国で、関連上場企業の業績向上が続いている。金融情報サービス大手、浙江核新同花順網絡信息(同花順)によると、2021年12月期決算を発表した5G関連企業18社のうち、全体の7割に当たる14社が増収増益を確保。決算速報を発表した50社のうち、増収増益は7割を超える37社に上った。

 通信キャリア大手3社の21年12月期決算も出そろった。中国電信(チャイナテレコム)は売上高が前年比11・3%増の4341億5900万元(1元=約19円)、うちサービス収入は7・8%増の4028億元。純利益は24・4%増の259億5200万元だった。

 中国聯合網絡通信(チャイナユニコム)は売上高が7・9%増の3278億5400万元、うちサービス収入は7・4%増の2962億元。純利益は14・2%増の63億500万元だった。

 中国移動通信(チャイナモバイル)は売上高が10・4%増の8482億5800万元、純利益が7・5%増の1159億3700万元だった。

 通信機器大手の中興通訊(ZTE)は売上高が12・9%増の1145億2200万元。通信会社向け、政府機関・法人向け、消費者向けの三大事業がそろって増収を確保した。国内市場、国際市場もともに増収。純利益は59・9%増の68億1300万元だった。

 中央・地方政府の最近の関連政策と通信キャリアの投資目標から、今年は5Gインフラ整備の規模がさらに拡大する可能性が高いと考えられる。

 安定成長基調の下、工業・情報化部や国家発展改革委員会など複数の部門が5Gやデータセンターなどの新型インフラに関する計画を適度に前倒しする方針を打ち出し、20余りの省・直轄市・自治区が今年の5Gやデータセンターなどに関する建設計画を明確化。5Gをはじめとする新型インフラがスケールメリットとけん引役としての役割を一層発揮するとみられる。(c)Xinhua News/AFPBB News