【3月25日 AFP】イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)などで活躍した元イングランド代表FWジャーメイン・デフォー(Jermain Defoe)が24日、現役引退を発表した。

 39歳のデフォーはプレミア通算496試合に出場し、史上9位につける162得点を挙げた。

 デフォーの現役生活は2期目となったフットボールリーグ1(3部)のサンダーランド(Sunderland AFC)で終わりを迎えることになり、途中出場を果たし0-0で引き分けた19日のリンカーン・シティ(Lincoln City)戦がラストゲームとなった。

 デフォーはインスタグラム(Instagram)に「22年にわたる競技生活を経て、プロサッカー選手から引退すると決めた」とつづった。

「本当に難しい決断であり、家族や親しい人たちと話し合った」

 デフォーはその長い現役生活の中で、ウェストハム(West Ham)やトッテナムの他、スコティッシュ・プレミアシップのグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)や米メジャーリーグサッカー(MLS)のトロントFC(Toronto FC)などさまざまなクラブを渡り歩いた。

 イングランド代表で57試合に出場し20得点を挙げているデフォーは、「サッカーはこれからもずっと私の血の中を巡り続ける。恵まれたキャリアを回想すれば、大きな誇りと満足感を得られる」と続けた。

 2007-08シーズン、トッテナムの一員としてフットボールリーグカップ(England Football League Cup)を制したデフォーは、昨季もレンジャーズでリーグ優勝に貢献した。(c)AFP