【3月25日 Xinhua News】中国とマラウイは23日、「一帯一路(Belt and Road)」共同建設に関する了解覚書に調印した。マラウイのテンボ外相と中国の劉洪洋(Liu Hongyang)駐マラウイ大使が同国の首都リロングウェで行われた式典に出席してあいさつを述べた。

 テンボ氏は次のように表明した。今年は中国との国交樹立15周年に当たり、中国からのこれまでの支援に感謝する。中国はマラウイの良き友人、良き兄弟である。マラウイにとって発展は最優先事項で、これは中国が提唱した「一帯一路」構想の出発点と一致する。マラウイは、積極的に「一帯一路」建設に参加し、中国と貧困削減、農産物輸出、インフラ整備、衛生などの分野において協力を深め、両国の国民に幸福をもたらすとともに、両国関係をより高い水準に引き上げることを期待している。

 劉氏は次のように述べた。マラウイの「一帯一路」関係国・地域への仲間入りは、両国関係の発展と実務協力のため新たな推進力を注ぎ込む。中国は「一帯一路」構想とマラウイの国家開発計画「2063ビジョン」の連結を通じ、マラウイと各分野において交流・協力を展開、真に発展の成果をマラウイの人々に行き渡らせ、マラウイが繁栄と富強の「マラウイの夢」を早期に実現できるよう後押ししていきたい。(c)Xinhua News/AFPBB News