【3月25日 Xinhua News】中国広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)梧州市(Wuzhou)で21日に墜落した中国東方航空(China Eastern Airline)5735便に搭載されていた2台のブラックボックスのうちの1台が23日、見つかった。その後、ボイスレコーダー(音声記録装置)であることが分かった。

 22日午後6時頃、捜索に当たっていた警察官が事故現場で、ブラックボックスの部品とみられるオレンジ色の破片を発見。すぐに場所を特定し、映像を記録して本部に報告した。

 23日午後4時10分、中国民用航空局の専門家が再び事故の中核エリアに入った。専門家は映像分析と現場での証拠収集を通じ、特定した場所周辺の残骸を片付け、付近での捜索を強化するよう指示した。

 同日午後4時15分、捜索隊員は特定した場所付近でオレンジ色の物体を発見。確認の結果、2台のブラックボックスのうちの1台であることが判明した。

 中国民用航空局航空安全弁公室の朱濤(Zhu Tao)主任は23日夜の記者会見で、発見されたブラックボックスは外観が激しく損傷していたが、ボイスレコーダーだと判別できたと発表した。(c)Xinhua News/AFPBB News