【3月21日 AFP】世界室内陸上選手権(World Athletics Indoor Championships Belgrade 22)は20日、女子三段跳びが行われ、ジュリマール・ロハス(Yulimar Rojas、ベネズエラ)が室内世界記録を更新して前人未到の3連覇を達成した。

 2016年、2018年と世界室内2連覇中だったロハスは、セルビアのベオグラード・アリーナ(Belgrade Arena)での最終6回目の試技で、自身が持つ世界記録15メートル43を更新する15メートル74をマークした。

 世界陸上(World Athletics Championships)でも2連覇中のロハスは、昨夏の東京五輪では屋外世界新記録の15メートル67を樹立して金メダルを獲得した。

 前日に女子走り高跳びでウクライナのヤロスラワ・マフチク(Yaroslava Mahuchikh)が涙の金メダルを獲得した中、同胞のマリナ・ベフロマンチュク(Maryna Bekh-Romanchuk)は、最後の試技でロハスに次ぐ14メートル74を記録して銀メダルを獲得。銅メダルはジャマイカのキンバリー・ウィリアムズ(Kimberly Williams)だった。(c)AFP/Luke PHILLIPS