ミランが首位維持 苦戦続くインテルとの勝ち点差開く
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【3月20日 AFP】21-22イタリア・セリエAは19日、第30節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)は敵地でカリアリ(Cagliari Calcio)に1-0で勝利し、2位との3ポイント差を維持した。ライバルのインテル(Inter Milan)は1-1でフィオレンティーナ(Fiorentina)と引き分け、首位の背中がさらに遠のいた。
同日の早い時間にヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)の2得点でウディネーゼ(Udinese)に2-1で勝利したナポリ(SSC Napoli)に暫定的に勝ち点で並ばれていたミランは、59分にイスマエル・ベナセル(Ismael Bennacer)がこの試合唯一の得点を決めた。
リーグ戦では3連勝とここ8試合無敗のミランは、10-11シーズン以来のスクデット(リーグ制覇)に期待が高まっているが、試合終了時にマイク・メニャン(Mike Maignan)とフィカヨ・トモリ(Fikayo Tomori)がホームの一部ファンから人種差別的な侮辱を受け、ピッチ上で小競り合いに発展するなど後味の悪いものとなった。
ミランのステファノ・ピオリ(Stefano Pioli)監督はライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に、「メニャンは『われわれが耳にしたような侮辱はあってはならない』と言っていた。彼が反応したのは初めてだ。それは起きてはいけないことが起きたことを意味する。トモリも同じことを言っていた」と説明した。
試合を決めた美しいゴールは、オリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)の落としからアルジェリア代表のベナセルがペナルティーエリアの外から左足を振り抜いて決まった。今節もインテルの苦戦が続いたため、残り8試合でミランは宿敵との差を6ポイントとした。
55分にダンゼル・ダムフリーズ(Denzel Dumfries)のヘディングで追いついた現王者インテルは、本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)で巻き返すかに思われたが、試合は最後までこう着状態のまま終わった。
シモーネ・インザーギ(Simone Inzaghi)監督率いるインテルは、ミランより試合の消化が一つ少ないものの、直近のリーグ戦7試合でわずか1勝に終わっており、2022年が始まった時点で2位につけていた4ポイントのリードは徐々にその手からこぼれ落ちていった。(c)AFP/Terry DALEY