ナダルが18歳アルカラス退け決勝へ、BNPパリバOP
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【3月20日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2022)は19日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第4シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-4、4-6、6-3で第19シードの18歳カルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)の挑戦を退け、テイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)との決勝に進出した。
1月の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)で男子歴代単独1位の四大大会(グランドスラム)通算21勝目を挙げたナダルは、子どもの頃から自身に憧れていたというアルカラスとの3時間12分の熱戦を制し、今季開幕からの連勝を20試合に伸ばした。
強風の中で行われたシーソーゲームの試合で、カギになったのはナダルの経験だった。風は第2セットに入るとさらに強まってコートにはごみが散らばり、セット終盤にはネットを張り直さなくてはならなかった。
アルカラスもすでにトップレベルであることを証明している多彩なショットと運動能力の高さを存分に披露したが、重要な場面で積極的にいきすぎる姿勢がいくつか手痛いミスにつながったようにも見えた。
第20シードのフリッツは、7-5、6-4で世界ランキング7位のアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)を破って勝ち上がった。ナダルとの直接対決は2020年のメキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2020)決勝の1回のみで、その試合ではナダルが勝利している。(c)AFP