フリッツ、好調ルブレフ下し決勝進出 BNPパリバOP
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【3月20日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2022)は19日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第20シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)は、13連勝中だった第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)を7-5、6-4で下し、決勝進出を果たした。
24歳のフリッツは、米国勢としては2012年のジョン・イズナー(John Isner)以来となるインディアンウェルズ(Indian Wells)大会決勝進出を果たした。
マスターズ1000(ATP Masters 1000)で自身初の決勝となるフリッツのツアー優勝は、2019年のネーチャーバレー国際(Nature Valley International 2019)のみとなっている。
決勝でスペインのラファエル・ナダル(Rafael Nadal)と18歳カルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz)の同胞対決の勝者と対戦するフリッツは、2001年のアンドレ・アガシ(Andre Agassi)氏以来となる地元勢の大会制覇も目指す。
1月の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)で男子歴代単独1位の四大大会(グランドスラム)通算21勝を挙げたナダルは、今季無傷の開幕19連勝を飾っている。
一方、ナダルより17歳年下のアルカラスは、憧れのナダル戦で若くして築き上げたキャリアにさらに磨きをかけようとしている。昨年クロアチア・オープン(Croatia Open Umag 2021)でツアー初優勝を果たしたアルカラスは、今年2月のリオ・オープン(Rio Open 2022)で2勝目を挙げた。
「ラファはラファであり、アルカラスは今週ずっと素晴らしいプレーをしている」とコメントしたフリッツは、「彼は驚異的な選手。きょうのようなプレーをしなければならない」と決勝を見据えた。(c)AFP/Rebecca BRYAN