【3月18日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は18日、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐる停戦協議に関して、ウクライナ側が交渉を引き延ばしていると非難した。ドイツのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)首相との電話会談で語った。

 ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官は両首脳による電話会談後、報道陣に対し、「ウクライナ側が非現実的な要求を次々と突き付け、あらゆる手段を使って交渉を引き延ばそうとしていると(プーチン大統領は)指摘した」と述べた。

 報道官は「ロシア側は、広く知られた原則的アプローチに沿った解決策を模索する用意がある」と強調。両国代表団による合意への調印について述べるのは時期尚早とした上で、「ロシア代表団は、今よりも迅速に取り組む姿勢を見せているということだけは言える」と語った。(c)AFP