【3月17日 AFP】(更新)16日夜に福島県沖で発生したマグニチュード(M)7.4の地震で、松野博一(Hirokazu Matsuno)内閣官房長官は17日、福島県と宮城県で4人が死亡、複数の県で107人が負傷したと報告した。

 気象庁によると、震源の深さは60キロ。数分前に同じ地域を震源とするM6.1の地震があった。

 同庁は一部地域で最大30センチの津波を観測したが、17日早朝、宮城、福島両県に出していた津波注意報を解除した。

 福島第1原子力発電所を運営する東京電力(TEPCO)は、同社施設で異常は確認されていないとしている。

  映像前半は福島県内で撮影された地震発生時の様子、16日撮影・提供。後半は地震の影響で脱線した新幹線の車両と、宮城県白石市内にある店舗内の被害。17日撮影。(c)AFP/Harumi OZAWA / Charly TRIBALLEAU