動画:NATO平和維持部隊、ウクライナに派遣を ポーランド副首相
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【3月16日 AFP】ポーランドのヤロスワフ・カチンスキ(Jaroslaw Kaczynski)副首相は15日、北大西洋条約機構(NATO)の平和維持部隊をウクライナに派遣すべきだとの考えを示した。
ポーランド通信(PAP)によると、ウクライナ訪問中のカチンスキ氏は「NATO、できればさらに大きな国際組織から、自衛能力を備えた平和維持部隊をウクライナに派遣する必要があると思う」と述べた。
平和維持部隊の目的について「平和の実現と人道支援の提供に資する」ことにあると説明。ただし「同時に適切な武力によって守られる」必要があると語った。
カチンスキ氏は、ポーランド、チェコ、スロベニアの3か国の首脳と共にウクライナを訪問。同国のウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領、デニス・シュミハリ(Denys Shmygal)首相と会談した。2月24日にロシアの侵攻が始まって以降、外国首脳がキエフを訪れたのは初めて。
映像はウクライナ大統領府が15日撮影・提供。(c)AFP