【3月16日 Xinhua News】中国国家統計局の付凌暉(Fu Linghui)報道官兼国民経済総合統計司長は15日、国務院新聞(報道)弁公室が開いた記者会見で、大口商品(コモディティー)と消費高度化類商品の販売が加速していると明らかにした。付氏の発言要旨は次の通り。

 新型コロナウイルスの感染拡大で自家用車による短距離移動ニーズが高まり自動車需要が拡大。供給も半導体不足の緩和を受け増加し、これらの相乗効果により自動車販売が伸びた。1~2月の限度額(卸売業年商2千万元、小売業年商500万元)以上の企業の自動車小売販売額は前年同期比3・9%増加し、12月の7・4%減から増加に転じた。原油価格の上昇も関連商品の販売増を後押し、限度額以上の企業の石油関連商品小売販売額は前年同期比25・6%増となった。自動車と石油関連商品の伸びが加速したことで社会消費財小売総額の伸び率も高まり、1~2月は12月を2・0ポイント上回った。(c)Xinhua News/AFPBB News