【3月16日 AFP】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は15日、ウクライナに侵攻したロシアのサッカーチームを大会から除外する欧州サッカー連盟(UEFA)の判断を支持し、ロシアサッカー連合(RFS)の異議を退けた。

 CASは「異議申し立てのあった判断は今後も有効であり、ロシアのチームとクラブは引き続きUEFA主催大会への出場を停止される」と発表した。

 これにより、スパルタク・モスクワ(Spartak Moscow)のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)参戦継続と、夏にイングランドで行われる女子欧州選手権(UEFA Women's Euro 2022)への女子代表の出場は不可能になった。

 RFSは、2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)欧州予選プレーオフからロシア男子代表を除外した国際サッカー連盟(FIFA)の判断にも異議を申し立てている。こちらについてCASは「今週末」には決断を下す見込みだと話した。(c)AFP