【3月16日 CGTN Japanese】中国東部沿海の浙江省(Zhejiang)千島湖では、今年初の巨網漁獲が行われました。

 大きな掛け声に、巨大な漁網で水面を叩く音。魚は跳びはねながら、網の中に追い込まれ、湖面は一瞬で魚の群れで「沸騰」しました。これは千島湖ならではの漁獲方法で、巨大な網を使って、一度に大量の魚を取ります。今年の初漁では、30トン以上の水揚げ量を記録しました。

 千島湖は573平方キロメートルの水面を有し、2500平方メートル以上の島が1078もあることから、千島湖と名付けられました。ウナギやグラスコイ、サケなど、114種類以上の魚が生息し、魚の年間漁獲量は3000トンを超えるということです。また、長江デルタ地帯における重要な水源地として、「中国のアトランティス」と呼ばれています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News