【3月15日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2022)は14日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第13シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)が試合中に涙を流す場面があった。試合も3-6、4-6で第17シードのエレナ・リバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)に敗れた。

 今大会では12日の試合で大坂なおみ(Naomi Osaka)が涙を流し敗退したばかりだったが、この日は通算2度の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)制覇を誇るアザレンカが涙をあふれさせた。

 異様な場面があったのは3-6、2-2で迎えたアザレンカのサービスゲーム。アザレンカが号泣する間、プレーは数分間にわたり中断し、アザレンカは「ごめんなさい、ごめんなさい」と言いながら、介入しようとする主審を振り払っていた。

 リバキナは今回の出来事について、「とても奇妙な状況」だったとコメント。「何があったのかはわからないけど、ビカ(アザレンカ)が大丈夫であることを願っている」と思いやった。(c)AFP