【3月14日 AFP】ロシアのドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官は14日、ウクライナの主要都市を支配下に置く可能性があると述べた。同国はウクライナの複数の大都市に向けて進軍を続けている。

 ペスコフ氏は記者会見で、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が「民間人の損失が大きくなるため、大都市への即時の攻撃を控えるよう指示を出した」と説明。他方で、国防省は「すでにほぼ完全に包囲されている大都市を完全制圧する可能性も排除していない」と言及した。

 ただしペスコフ氏は、「人道的な避難」に使用される地域は例外とすると述べた。(c)AFP