【3月14日 CGTN Japanese】春の到来を迎えて、中国各地の湿地や海辺に、絶滅危惧種を含む多くの渡り鳥が姿を現し始めています。

 中国北西部に位置する青海省(Qinghai)西寧市(Xining)の国家湿地公園では、干潟で戯れる数十羽のシラサギが見られるようになっています。

 シラサギは中国では国家二級重点保護動物に定められています。この地域では、生態環境保護の取り組みが進むにつれて、発見されるシラサギの数が右肩上がりに増え続けており、多い時は60羽ほどに達します。

 同じく国家二級重点保護動物である白鳥30羽ほどが、中国東部、江蘇省(Jiangsu)阜寧県(Funing)の都市湿地公園に飛来しました。地元政府は湿地公園の生態環境改善に力を入れており、公園は渡り鳥に人気の憩いの場となっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News