【3月14日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2022)は13日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は2-6、6-4、6-7(2-7)でトミー・ポール(Tommy Paul、米国)に敗れ、自身大会初戦で姿を消した。

 メキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2022)で審判台をラケットで何度もたたき、大会から追放されて以来の試合に臨んだズベレフは、第1セットはセカンドサーブを容赦なく狙われて落としたが、第2セットは唯一のブレークを奪ってセットカウント1-1のタイに持ち込んだ。

 最終セットは開始からのサービスゲーム三つをすべてラブゲームでキープし、第6ゲームでブレークを奪って勝利に近づいたかに見えた。ところが、次のゲームでダブルフォールトを連続で記録するなど突然崩れてすぐにブレークバックを許すと、迎えたタイブレークでは開幕セットと同様の積極性を取り戻したポールに圧倒された。

 第6シードのマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)は6-3、4-6、6-4でホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)を退けた。

 第9シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)は6-7(4-7)、7-6(7-4)、3-6でボティク・ファン・デ・ザンスフルプ(Botic Van de Zandschulp、オランダ)に敗れて敗退。第31シードのアレクサンダー・バブリク(Alexander Bublik、カザフスタン)は7-6(11-9)、6-3で元世界ランキング1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)を下して勝ち上がった。(c)AFP