【3月13日 AFP】21-22アルペンスキーW杯は12日、男子大回転第6戦がスロベニア・クラニスカゴラ(Kranjska Gora)で行われ、北京冬季五輪のこの種目の金メダリスト、マルコ・オデルマット(Marco Odermatt、スイス)が自身初となる種目別優勝を決めた。

 オデルマットは1本目で7番手と出遅れたものの、2本合計で優勝したヘンリク・クリストファーセン(Henrik Kristoffersen、ノルウェー)と0秒33差とし、ルカス・ブラーテン(Lucas Braathen、ノルウェー)と同タイムの2位タイに入った。これにより、年間順位で逆転不可能な207ポイント差をつけ、種目別優勝を確定させた。

 今季のオデルマットはここまで大回転で優勝4回、2位が2回と圧倒的な強さを見せた。総合でも、19-20シーズン王者のアレクサンデル・オーモット・キルデ(Aleksander Aamodt Kilde、ノルウェー)に269ポイント差をつけ、総合優勝をほぼ確実にしている。(c)AFP