【3月15日 Xinhua News】中国のフィットネスプラットフォーム「楽刻健身(LEFIT)」はこのほど、女性のフィットネスに対する意識などをまとめたリポートで、女性のフィットネスへの意欲は男性より高く、目的も多様化していると指摘した。

 リポートによると、プラットフォームの今年の女性会員の比率は54%で、女性会員の伸びが男性会員より高い傾向にある。全国各都市のデータを分析したところ、女性会員が占める割合は北京が55%と最も高く、2位が湖南省長沙の54・8%、3位が上海の54・5%だった。

 女性のフィットネスの平均利用回数は週3~4回、平均利用時間は1回1時間。女性の利用頻度が高い都市は上海、広東省(Guangdong)深圳(Shenzhen)、北京の順となった。パーソナルトレーニングを利用する女性の割合は男性の2倍強で「女性経済」の潜在力の高さを示した。コース別では、ダイエットが依然として全体の5割強を占めたものの、筋力アップや総合的格闘技、産後の体型戻しなどを選ぶ女性も顕著に増えている。

 フィットネスの目的の多様化に伴い、フィットネスをする時間帯も変わりつつある。従来は正午や夜間に集中していたが、早朝や午後も多くなった。時間を合理的に使い、隙間時間にフィットネスをすることも新たなトレンドとなっている。

 年齢層別に見ると、パーソナルトレーニングやトレーニングキャンプ、グループレッスンなどの有料コースで、1995~99年に生まれた「95後」と2000年以降に生まれた「00後」の女性が全体の半数近くを占め、若い人ほどフィットネスに励むという興味深い傾向が見られた。(c)Xinhua News/AFPBB News