【3月13日 AFP】イタリア中部フィレンツェ(Florence)で12日、ロシアのウクライナ侵攻に抗議する集会が開かれ、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領がビデオ演説をした。

 会場となったサンタ・クローチェ聖堂(Basilica of Santa Croce)前の広場には数千人が集まり、ウクライナ国旗などが掲げられた。集会はフィレンツェの市長で、欧州都市ネットワーク「ユーロシティーズ(Eurocities)」の会長を務めるダリオ・ナルデッラ(Dario Nardella)氏が主催した。

 大型スクリーンに映し出されたゼレンスキー氏は、ウクライナは「1日24時間常に」砲撃にさらされ、学校や病院、住宅に加え「あなた方のいるような教会や広場さえも」標的になっていると語った。

 これまでに子ども79人が犠牲となったことを欧州は「忘れてはならない」と訴えた。(c)AFP