【3月11日 AFP】ウクライナ南東部ドネツク(Donetsk)州マリウポリ(Mariupol)で行われた小児科・産婦人科病院に対する空爆について、ロシア軍は10日、ウクライナにより「仕組まれた挑発行為」だと主張した。

 ロシア国防省のイーゴリ・コナシェンコフ(Igor Konashenkov)報道官は、同国の軍用機はマリウポリの地上目標に対する攻撃を一切行っていないと主張。空爆は「西側諸国の視聴者に向けて反ロシアの誇大宣伝を維持するために完全に仕組まれた挑発行為だ」と述べた。

 マリウポリ市の市長によると、この空爆で子ども1人を含む3人が死亡。ウクライナ当局は少なくとも17人が負傷したとしており、世界中で怒りの声が巻き起こっている。(c)AFP