【3月11日 Xinhua News】中国湖北省(Hubei)気象サービスセンターは8日、桜の季節に向けて同省武漢市(Wuhan)の桜開花予想を発表した。今年の開花は3月中旬の平年並みで、開花期間は17日間程度だという。

 武漢は中国で桜の名所の一つとして知られる。中でも人気の高い武漢大学は、15日ごろに開花し、22日前後に満開になる見込み。この50年の統計によると、武漢大の平均開花日は14~15日なので、今年も例年通りといえる。同大の平均開花期間は17・5日間で、最長が36日、最短が9日だが、今年の予想は17日間で4月上旬まで楽しめるという。

 同市には、武漢大のほかにも花見の名所が多くある。晴川閣や漢口江灘付近では3月下旬の満開を見込んでおり、都市部より気温が低い黄陂(こうひ)清涼寨景勝地は3月下旬の開花、4月上旬の満開を予想している。(c)Xinhua News/AFPBB News