【3月13日 CGTN Japanese】中国雲南省(Yunnan)プーアル市(Puer)のコーヒー価格は、10年ぶりの高値を記録しました。

 プーアル市の2021年のコーヒー栽培面積は4万4500ヘクタールを超え、生産量は4万6000トンに達しました。現地のコーヒー農家によりますと、昨年は1キロ3.5元(約65円)だったのに対して、今年の単価は1キロ4.6元(約85円)で10年ぶりの高値となりました。プーアル市のコーヒー豆は加工を経て、ヨーロッパや中東諸国へも輸出されています。

 新型コロナウイルスの流行により、コーヒー原材料の供給に不確実性が生じている一方、中国のコーヒー消費は近年、15%の年間成長率を示しています。そのため、中国国産のコーヒー豆は現在、国内市場でより大きなシェアを占めるようになっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News