【3月9日 AFP】(更新)ウクライナの首都キエフ北郊のチェルニヒウ(Chernigiv)で、道路に置かれていた対人地雷が走行中の車の下で爆発し、乗っていた大人3人が死亡、子ども3人が負傷した。同国のオンブズマンが8日、AFPに明らかにした。

 オンブズマンのリュドミラ・デニソワ(Lyudmyla Denisova)氏によると、ロシアがウクライナに侵攻して以来、地雷で民間人が死亡したのは初めてとみられる。デニソワ氏は、対人地雷の民間人に対する使用は国際法で禁じられていると強調した。

 デニソワ氏はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)で、被害にあった車が走行していた地域の道路には地雷がわらやごみで覆われ隠されていたと説明。地雷はロシア軍が設置したものだとしたが、設置者を特定した方法の詳細は明らかにしなかった。(c)AFP