【3月8日 AFP】ロシアのウクライナ侵攻をめぐり両国が7日に行った3回目の協議について、ウクライナ側は、民間人を避難させるための人道回廊の設置に向けて若干の進展があったと表明した。

 ウクライナ側の交渉担当官の一人であるミハイロ・ポドリャク(Mykhailo Podolyak)大統領顧問はベラルーシで行われた協議の後、ツイッター(Twitter)に「人道回廊の段取りについて、わずかながら前向きな結果が得られた」と投稿。停戦の実現に向けた課題については「集中的」な協議が続いているとした。

 一方、ロシア代表団を率いるウラジーミル・メジンスキー(Vladimir Medinsky)氏は「われわれの期待は満たされなかった」と表明。民間人の避難路が8日に開通することを望んでいるものの、今のところ確証はないと強調した。(c)AFP