【3月7日 CGTN Japanese】中国の重慶市(Chongqing)江津区とラオスの首都ビエンチャンを陸・海で結ぶ初の国際貨物列車「中国ラオス鉄道国際貨物列車」が2日午後、重慶市江津区の小南埡鉄道物流センターから出発しました。積載されたコンテナ37個には化学工業製品、建築材料、一般機械、日用品など約400万元相当の貨物が積まれました。

 これまで、重慶からビエンチャンまで製品を輸出するには、陸路で雲南省磨憨検査場を通過する方法しかなく、輸送時間が10日ほどかかりました。それが、中国ラオス鉄道の開通に伴って、現在は約5日間に短縮されました。

 これについて、重慶市企業側の関係者は、「鉄道輸送は、道路輸送に比べて時間と物流コストが大幅に節約され、貨物の安全性もより高い水準で保障される。今年、域内包括的経済連携(RCEP)協定が正式に発効・実施され、さらに中国・ラオス鉄道も開通したことが、東南アジア市場の開拓と企業ブランドの国際競争力を高める追い風になっている」と示しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News