【3月6日 AFP】(更新)ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は6日、ロシア軍が黒海(Black Sea)に面する歴史的な港湾都市オデッサ(Odessa)を砲撃する準備を進めていると警告した。

 ゼレンスキー氏はビデオメッセージで「オデッサに来るロシア人を温かく迎えてきた。なのに今や、オデッサを爆撃したり、砲撃したり、ミサイル攻撃したりするというのか」「戦争犯罪が行われようとしている。歴史に残る犯罪になる」と述べた。

 ロシア軍はウクライナに侵攻して以来、南部で進撃を続け、ヘルソン(Kherson)を制圧。港湾都市マリウポリ(Mariupol)を包囲したが、オデッサはこれまでほとんど被害を受けていなかった。(c)AFP