【3月4日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリチャード・マスターズ(Richard Masters)最高経営責任者(CEO)は3日、ロシアのウクライナ侵攻を受け、同国における放映権契約の一時停止や解除を検討していると明かした。

 今季のプレミアリーグのロシアでの放映権はランブレル(Rambler)という会社が保有しており、ライブストリーミングサービスの「オッコ(Okko)」で配信されている。

 さらに来シーズンからは、国営エネルギー大手ガスプロム(Gazprom)が所有するマッチTV(Match TV)との間で6年間の契約が始まる予定となっている。

 しかしマスターズCEOは、ロンドンで行われた英紙フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)主催イベントで、「ロシアでの放映権契約についてはもちろん見直しを行っている」とコメント。「一時停止や解除に関して(契約を)非常に注意深く見ている」と明かし、「今まさに起きていることで、状況はめまぐるしい」と話した。(c)AFP