【3月4日 AFP】ロシアサッカー連合(RFS)は3日、同国代表がW杯カタール大会(2022 World Cup)を含む全ての国際試合から除外されたことを不服とし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴すると発表した。「損害賠償」を求める意向も示した。

 ロシアは今月24日にW杯の欧州予選プレーオフ準決勝でポーランドと対戦する予定だった。しかし、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)は2月28日、ロシアのウクライナ侵攻を受け、同国を国際大会から除外すると決めた。

 RFSは不当な扱いを受けたと主張し、FIFAとUEFAによる出場停止の決定には「法的根拠がなかった」と指摘。「大会に出場する権利といった、FIFAとUEFAのメンバーであるRFSの基本的権利が侵害された」などと訴えた。(c)AFP