【3月3日 AFP】国連総会(UN General Assembly)は2日、ウクライナ情勢をめぐる緊急特別会合で、ロシアのウクライナ侵攻を強く非難し、同国からの即時撤退を求める決議案を、圧倒的賛成多数で採択した。

 決議案には、193か国中141か国が賛成。中国など35か国は棄権し、反対は5か国のみだった。法的拘束力はないものの、ウクライナへの侵攻に対し「最も強い言葉で遺憾の意を表明」し、核部隊に厳戒態勢を命じたロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の決定を非難する内容。

  今回の緊急特別会合は史上11回目で、2月28日から3日間にわたり開かれていた。(c)AFP