【3月2日 CGTN Japanese】三峡集団によりますと、三峡ダムの水位は現在、169.30メートルまで下がり、下流へ累計で52億立方メートルを補水しました。これは浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)にある西湖の水量の370個分に相当し、住民の生産と生活に必要な水の供給を力強く保障しています。

 三峡集団は2021年11月11日から2022年2月28日まで110日間連続で下流へ補水し、住民の用水需要を確保しています。

 一方、白鶴灘ダムの竣工(しゅんこう)と稼働に伴い、カスケード式ダムの洪水調節容量は376億4300万立方メートルに達しています。うち三峡ダムの洪水調節容量は221億5000万立方メートルです。三峡ダムは洪水にそなえ、6月10日までに増水期の制限水位である145メートルまで引き下げる予定です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News