【3月2日 CGTN Japanese】北京冬季パラリンピックの聖火リレーが2日から4日まで、北京市内、北京市郊外の延慶区(Yanqing)、河北省(Hebei)の張家口(Zhangjiakou)という三つの競技エリアで行われています。聖火リレーのランナーは合計565人で、障がい者が全体の21%を占めるとのことです。

 聖火リレーでは、手話通訳士やボランティアが協力を必要とする障がい者ランナーを支援しています。スロープやトイレのバリアフリー、標識などで、障がい者ランナーに最大限の便利さが提供されています。

 4日午前、北京2022オリンピック・パラリンピック組織委員会の所在地である首鋼パーク園区で行われる聖火リレーで、上肢障がいのある聖火ランナーと下肢障がいのある聖火ランナーがパワードスーツを利用して聖火リレーに参加します。上肢障がい者のランナーは中程度の障がいがあり、9カ月の訓練を経て、パワードスーツを着用してトーチを握れるようになりました。下肢障がい者のランナーは中程度の障がいがあり、5カ月の訓練を経て、パワードスーツを着用して、立つことができるようになりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News