【3月3日 AFP】ロシアのウクライナ侵攻に抗議するデモが世界各地で行われている。

 ドイツのケルン(Cologne)では2月28日、伝統の謝肉祭のパレードが、ウクライナへの連帯を示す平和行進に変わった。伝統衣装から、ウクライナ国旗の青や黄色の服に着替えて参加する人も多かった。またロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領をナチス・ドイツ(Nazi)の指導者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)になぞらえて非難するプラカードを掲げる人もいた。

 2月26日には東京・渋谷で、27日には米ワシントンのホワイトハウス(White House)前やフランスのパリでも抗議デモが行われた。

 このうちホワイトハウス前でのデモにはウクライナ系米国人や市民ら数千人が集まった。参加者は「ウクライナ人の命は大切」や「ストップ・プーチン」などと書かれたプラカードを持って抗議した。オハイオ州から参加したウクライナ人の学生は「何かしなければならない。第2次大戦のような事態を黙って見ているわけにはいかない」「故郷の家族とも話しているが、生きた心地がしない」と話した。

 映像は順にドイツ・ケルン、米ワシントン、フランス・パリ、東京で2月26~28日撮影。(c)AFP