【3月5日 CGTN Japanese】中国国家発展改革委員会や工業・情報化部、国家エネルギー局はこのほど、「北京・天津・河北」都市圏や長江デルタ地区、グレーターベイエリア、「成都・重慶」都市圏、内モンゴル、貴州、甘粛、寧夏という8つの地区で全国統合計算能力のハブ拠点の建設を開始することに同意し、10の国家データセンターの建設を計画しています。これにより、全国一体化のビッグデータセンターシステムは全体的な配置設計を完成させ、「東数西算プロジェクト」が正式に全面的に始まりました。

「東数西算」とは、「数」はデータ、「算」は計算能力のことで、データの処理能力を指します。データ処理に対する東部の需要を西部に導き、データセンター建設の配置を最適化して、東西部の共同発展を促すものです。

 データセンターの産業チェーンは長く、カバーする業界は広く、計算能力のハブ拠点とデータセンターのクラスター建設は、産業チェーンの上下流の投資を力強くけん引するものとみられています。「東数西算プロジェクト」の開始に従い、データセンターの建設に毎年4000億元(約7兆3175億円)以上の投資をけん引する見通しです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News