【3月5日 CGTN Japanese】上海に住む67歳のマラソンランナー、尹紅(Yin Hong)さん。障がい者ランナーのそばを走る“伴走者”として、視覚障がい者の目となっています。

 自身は87回のマラソンを完走してきた尹紅さん。伴走を始めたのは6年ほど前のことで、これまでに20人以上の障がい者ランナーをサポートしました。尹さんは伴走者になったきっかけについて、「日本と韓国のマラソン大会に参加した時に、伴走者の存在に気付いた。年を取って速く走れなくなった自分にもできる貢献として、伴走者になろうと思った」と語っています。

 元々医療関係者だったため、その能力も生かして、20代から60代までの幅広いランナーに寄り添ってきました。ゴビ砂漠での108キロのマラソンの伴走者として完走したこともあります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News