【3月1日 AFP】米ウォルト・ディズニー(Walt Disney)とソニー・ピクチャーズエンタテインメント(Sony Pictures Entertainment)は2月28日、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ロシアでの映画公開を中止すると発表した。

 ディズニーは「ウクライナ侵攻と悲劇的な人道危機」を理由に挙げている。対象には、近日公開のピクサー(Pixar)の新作『私ときどきレッサーパンダ(Turning Red)』が含まれる。さらにウクライナ難民に対し、NGOと協力して人道支援を行うとしている。

 一方、ソニーも新作『モービウス(Morbius)』などのロシアでの公開を中止すると表明した。「ウクライナで進行中の軍事行動と不確実性および人道的危機」を考慮したと説明している。

 ロシアのウクライナ侵攻以降、企業のロシア事業撤退が相次いでいる。(c)AFP