【3月1日 AFP】ウクライナ出身の女子テニス選手エリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina)は28日、今後の大会でロシアとベラルーシの選手との対戦を拒否する意向を示した。また、ロシアによるウクライナ侵攻に関して統括団体の女子テニス協会(WTA)が立場を明確にしていないとする同胞の批判にも同調した。

 世界ランキング15位のスビトリーナは、モンテレイ・オープン(Abierto GNP Seguros 2022)の大会第1シードとして、1回戦ではロシアのアナスタシア・ポタポワ(Anastasia Potapova)と対戦することになっている。

 スビトリーナは自身のツイッター(Twitter)アカウントに、「私たちの統括団体が必要な措置を講じるまで、モンテレイ(Monterrey)での一戦や他の大会でも、ロシアやベラルーシの選手とは対戦しない」と投稿した。

 さらに「ロシアの選手をとがめているのではない」とし、「特に戦争反対の立場を示した勇敢なロシアやベラルーシの選手の皆さんには敬意を払いたい。彼らのサポートは不可欠」とつづった。

 その一方で、テニスの統括団体が行動を示さなければならないとの認識を示し、「私たちの組織、すなわち男子プロテニス協会(ATP)とWTA、そして国際テニス連盟(ITF)から、現状に関する明確な立場が示されることが必要だと信じている」とも書き込んだ。

 これに先立ち、スビトリーナの同胞である世界54位のマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk)と元トップ25で現127位のレシヤ・ツレンコ(Lesia Tsurenko)がソーシャルメディアに書簡を投稿。「母国における現状に関し、何の反応もないことに最大の驚きと失望を感じている」とし、「社会的不正や性的嫌がらせなどのケースでは、これまでWTAは迅速かつ適切、そして勇敢に対応してきているのでとりわけ不可解だ」と記していた。(c)AFP