【2月28日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリーズ・ユナイテッド(Leeds United)は27日、成績不振のためマルセロ・ビエルサ(Marcelo Bielsa)監督を解任すると発表した。

 リーズは26日に行われた本拠地でのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦に0-4で大敗し、リーグ戦4連敗。その間は17失点と守備が崩壊し、順位も降格圏とわずか勝ち点2差の16位になっていた。指揮官自身は状況を好転させられる自信を持ち続けていたが、フロントはプレミア残留のために行動が必要だと判断した。

 後任については28日に発表される予定で、オーストリア1部リーグのレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)やドイツ・ブンデスリーガ1部のRBライプツィヒ(RB Leipzig)を率いたジェシー・マーシュ(Jesse Marsch)氏の就任が有力視されている。

 ビエルサ監督は2018年にリーズの指揮官に就任すると、クラブを16シーズンぶりのプレミア復帰に導き、昇格1シーズン目となる昨季は大胆なサッカーで9位に入った。しかし1部復帰2シーズン目となる今季は、主力にけが人が出て苦戦していた。(c)AFP/John WEAVER