【2月26日 AFP】男子テニス、メキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2022)は25日、シングルス準決勝が行われ、大会第4シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-3、6-3で第1シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)を下し、決勝に駒を進めた。

 メドベージェフはナダルに全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)決勝で敗れた雪辱を果たせず、世界ナンバーワン浮上を優勝で飾ることはできなかった。

 ナダルはこれで今季の戦績を14勝0敗とした。スコアが示すよりも簡単な内容ではなかったが、2セットダウンからの逆転勝ちで歴代単独最多の四大大会(グランドスラム)通算21勝目を飾った全豪オープンに続く、メドベージェフ戦勝利となった。

 決勝では前週のデルレイビーチ・オープン(2022 Delray Beach Open)を制した第6シードのキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)と対戦する。ノーリーは第3シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)を6-4、6-4で破っての勝ち上がり。

 チチパスはこの試合まで今大会では1セットも落としていなかったが、ノーリーを相手に1回しかブレークチャンスをつくれなかった。(c)AFP