【2月26日 AFP】男子テニスのメキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2022)で審判台をラケットで何度もたたき、大会追放の処分を受けたアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)に対し、男子プロテニス協会(ATP)は24日、罰金4万ドル(約460万円)を科した。

 ATPはズベレフに暴言と反スポーツマン行為で各2万ドル(約230万円)の罰金を科したと発表し、「各違反に対する最高額だ」と説明。また、ズベレフが同大会で獲得した賞金3万1570ドル(約365万円)とランキングポイントも剥奪するとした。「本件については、ATPの規則に従ってさらなる調査を行う」という。

 ズベレフの行為については、同大会に出場しているラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)をはじめ、今週はドバイ選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2022)に出ていたノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)やアンディ・マレー(Andy Murray、英国)からも批判の声が上がっている。

 ズベレフ本人はインスタグラム(Instagram)の投稿で、自身の行為は「受け入れられないものだ」と謝罪した。(c)AFP