【2月25日 AFP】ウクライナの首都キエフ中心部で25日未明、大きな爆発音が2回あった。AFP特派員が確認した。

 キエフのビタリ・クリチコ(Vitali Klitschko)市長は、ツイッター(Twitter)に壁の一部が崩れた建物と消防隊員の写真を投稿。「ミサイル片」が住居ビルを直撃し、3人が負傷、うち1人は重体とした。

 ウクライナ軍は、キエフの民間人居住区がロシア軍の攻撃を受けたが、防空システムによりミサイル2発を撃墜したと、認証済みフェイスブック(Facebook)ページで発表した。

 ドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相もツイッターに「キエフが恐ろしいロシアのロケット弾攻撃を受けた。首都が攻撃されるのは、1941年のナチス・ドイツ(Nazi)による攻撃以来だ。ウクライナはかつてと同じように、今回も悪に打ち勝つだろう」と投稿した。

 映像は首都キエフ郊外で、炎上する住居用ビルの消火活動に当たる消防隊。25日撮影・提供。(c)AFP