【2月24日 AFP】ウクライナ国境警備隊は24日、北部と南部の国境からロシア軍の砲撃と地上侵攻を受け、反撃していると発表した。

 国境警備隊によると、北部国境のロシア軍はベラルーシに支援されている。南部では、ロシアに併合されたクリミア(Crimea)からも攻撃を受けているという。

「国境警備隊や分遣隊、検問所が、大砲、重火器、小火器によって攻撃されている」「敵の破壊工作や偵察部隊も確認した」としている。

 一方、ベラルーシ大統領府は、アレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領が24日早朝にロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領から電話を受け、ウクライナに対する軍事作戦を開始すると伝えられたことを明らかにした。

 ロシアはベラルーシに兵士数万人を駐留させ、軍事演習を行っていた。(c)AFP