【2月23日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が再選を目指し、来月5日に南部マルセイユ(Marseille)で最初の選挙集会を開く見通しであることが分かった。中道派の政権与党「共和国前進(REM)」の複数の関係筋がAFPに明らかにした。

 世論調査によると、来週にも正式に出馬表明するとみられているマクロン氏は、4月10日の第1回投票で首位に立つ見込み。ただ、極右政党の手ごわい候補と争うとみられる2週間後の決選投票では、再選確実とは言えない情勢だ。

 極右の支持票は現在、主に極右政党「国民連合(RN)」のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)氏と極右政治評論家のエリック・ゼムール(Eric Zemmour)氏の2人で分け合っている。

 マクロン氏は5年前、経済改革を掲げて当選したが、政策が富裕層を優遇しているとして庶民から怒りを買ってきた。(c)AFP