【2月22日 People’s Daily】第24回冬季五輪北京大会の開幕当日はちょうど中国旧暦の二十四節気の「立春」の日にあたり、時間の重なりは中国とオリンピックの氷と雪の不思議な縁を象徴している。開会式のカウントダウンショーは、中国の伝統的な暦法の時間の交代から始まり、最初の1秒から中国文化の含蓄を示した。「氷の立方体」は徐々に砕けて、きらきらと光り輝く「氷の五輪マーク」が浮かび上がり、「砕氷」でわだかまりを打ち破り、互いに近づくことを意味する。河北省(Hebei)阜平県(Fuping)の山岳地帯から来た子供たちは寅(とら)年の春節に合わせ、虎の頭の模様の衣装を身にまとい、足に虎の頭の靴を履いていた。「中国風」が終始貫かれ、「中国味」が細部に溶け込み、「中国情」が人を感動させた。中国の伝統文化が現代的な表現で映し出され、中国要素でオリンピックの審美性を見直し、全世界に中国文化の独特な魅力をアピールした。

 民族的なものであればあるほど、世界的なものになる。事実、北京冬季五輪開催の準備は最初から鮮明な中国の印をつけられ、独特の中国の気風を表している。中国文化の壮大なイメージがあり、例えば、国家スキージャンプセンターの形は吉祥を象徴する置物「如意(Ruyi)」に酷似しており、国家速滑館は曲面ガラスのカーテンウオールが周設され「アイスリボン」になる。中国文字の巧妙な発想もあり、例えば、北京冬季五輪のエンブレム「冬夢」は漢字の「冬」をインスピレーションの源とし、火種ランプのアイデアは前漢(紀元前206~紀元8年)の長信宮ランプに由来する。また、中国芸術の躍動的な美しさがある。例えば、スポーツロゴはてん刻芸術の漢印からインスピレーションを得て、抽象的な競技種目をすばらしい運動の瞬間に変えたこと。冬季五輪という窓を通して、人々は古今をつなぎ、中国の深い文化の根底にあるものを感じることができるだけでなく、中国の大国としての風格を見、新時代の中国の発展・進歩と精神的風貌を見届けることもできる。

 スポーツが強ければ中国を強くできる、国運が興ればスポーツが興る。スポーツは、国の強盛の識別であり、民族凝集力の象徴だ。14年前、北京夏季五輪は世界中の多くの観客をスポーツの素晴らしさで魅了した。今日、北京は「ダブル・オリンピック・シティー」として再び世界の注目を集めている。開会式では、中国の各業界、模範労働者、56の民族の代表が、手から手へと運ぶ方式で国旗を入場させ、心を揺さぶる力があった。

 文明は交流により多彩になり、相互学習により豊かになる。開会式では、カウントダウン映像から参加各代表団のプラカードに至るまで、平和の鳩のパフォーマンスからテーマソングの演唱背景に至るまで、「一枚の雪花」が開会式全体を貫いた。すべての代表団の雪の結晶の形のプラカードをつなげ1枚の大きな雪の結晶にした時、「世界大同、天下一家」のテーマは躍然として目の前に現れ、「共に未来へ」の共同の感情を催す。五輪の聖火は、古都の夜空を照らす。五大州の賓客と友人は、長城(中国を指す)の内外に一堂に会する。それぞれの美しさから美しさを共にするに至るまで、北京冬季五輪は「あなた」と「私」を「私たち」に変え、異なる国・地域のアスリートと市民のつながり、疎通の橋を架け、世界の多様な文明の交流と相互学習のための舞台となり、人類運命共同体の構築・推進の強力な原動力となる。(c)People’s Daily/AFPBB News