【2月22日 AFP】北京冬季五輪のアルペンスキー女子大回転で銀メダルを獲得したイタリアのフェデリカ・ブリニョネ(Federica Brignone)は21日、母国開催となる2026年の冬季五輪出場を目指すか否かは分からないと語った。

 冬季五輪で合計3個のメダルに輝くブリニョネは、伊ミラノ(Milan)・コルティナダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)での五輪開催時には35歳になっており、参加するかは時間をかけて決めたいとしている。

 ブリニョネは五輪旗とミラノ・コルティナ大会の関係者を乗せた飛行機で、同じく今大会のメダリストとなったスピードスケート女子のアリアンナ・フォンタナ(Arianna Fontana)らとともに帰国。ミラノ・マルペンサ空港(Malpensa Airport)で記者会見に臨み、「アリアンナと同じく、ミラノ・コルティナ大会に参加するのは夢」と語った。

 その一方で、「まだ競技を続けられているならきっと行くはず。夢だし、(2006年の)トリノ(Turin)大会は出られなかったから。だけど、今は決められない」と話した。

 アルペンスキー男子のドミニク・パリス(Dominik Paris)と同女子のソフィア・ゴッジア(Sofia Goggia)とともに、同国スキー界のスター選手の一人であるブリニョネは、2019-20シーズンにイタリア女子選手として初のW杯総合優勝を成し遂げている。(c)AFP/Terry DALEY