【2月22日 AFP】フランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属するブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は、キャリア晩年は米メジャーリーグサッカー(MLS)でプレーすることを「切望」しているという。

 現在30歳のネイマールは、元母国代表のアイコン的存在であるロナウド(Ronaldo)氏と出演した12日のユーチューブ(YouTube)番組で、MLSのスケジュールに魅力を感じているとして、「ブラジルに戻ってプレーするかどうか分からない。米国でプレーすることを切望している。少なくとも1シーズンだ」と語った。

 さらに「MLSのシーズンは短くて、3~4か月くらいオフになる」と笑いながら付け加え、「それなら、もっと何年もプレーできるだろう」とコメント。最近ではブラジル代表チームでのパフォーマンスについて十分にリスペクトされていないと話しており、そうした不満も改めて強調していた。

 ネイマールは昨年10月、精神的な重圧で疲労していることを理由に、2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)での代表引退を示唆して世間を騒がせた。

 一方、昨年5月にはPSGとの契約を2025年6月まで延長。その頃には33歳になっているネイマールは、引退するなら「32歳が良い年齢だと、友人とよく冗談を言ってる」と笑って話した。

「だけど真面目な話、それはどうかな。精神的に疲れるまでプレーは続行する。体と心が元気でいる限り、この先もプレーを続けていくつもりだ」 (c)AFP